2008年2月13日

最近読んだ本-2008年2月

現在、築地の制作会社で働いています。家からの通勤時間は約1時間。幸い出勤時間が朝のラッシュのピークを少し過ぎた頃なので、本を読むことができます(ピークの時間は息をしているのが精一杯の状況ですが…汗)。読書がわりと好きなので、会社の行き帰りのこの時間はわたしにとってとても有意義な時間です。

読む本のジャンルは、推理・サスペンス小説が多く、あとは話題になった本を少々。歴史小説も好きです。それから別格で何度も繰り返し読んでしまうのが村上春樹さんの小説やエッセイ、翻訳本です。

最近お仕事がらみの話題ばかりだったので、たまにはこんなエントリーを。

朝の行きの電車だけで読んでしまったのが、「ふしぎな図書館 (講談社文庫 (む6-33))」。ハードカバーも持っているのですが、本屋さんで見かけて即買いしてしまいました。内容は、「カンガルー日和 (講談社文庫)」の中に収録されている「図書館奇譚」のロングバージョンなのですが、この話がなんとも好きで、中学生の時に読書感想文を書いてしまったくらいなのです。これを読むと、図書館が少し怖くなります。シュールで、ちょっとドキドキして、面白いお話です。

また、その前に読んでいたのは、こちらも村上春樹さん著の「ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫)」「ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫)」でした。これは本当に大好きな本で、何度読んでも泣いてしまいます。物語はある種独特な空気感の中進んでいくようで、それでもなぜか現実の自分の気持ちにとても深く沁みてくる言葉がいくつもちりばめられています。もし初めて読んでみようかな、と思われた方は、まずは「羊をめぐる冒険(講談社文庫)」を先に読まれることをおススメします。「ダンス・ダンス・ダンス」はこちらの続編に当たります。上下巻で、読み応えのあるお話です。この本にもとっても思い入れがあるのですが…その話はまたの機会に。

その前に読んでいたのは、伊坂幸太郎さんの「オーデュボンの祈り (新潮文庫)」。今人気がある作家さんは誰かなーと調べてみたら名前が挙がっていて、あらすじを読んで興味を覚えたので買ってみました。わたしには、ちょっと…一貫して非現実的な感じがずっとあって、あまり感情移入のできなかった物語ではあるのですが、アリス的なおかしさみたいなものもあってなかなか面白いお話でした。興味があって昔いろいろ調べたことのある「リョコウバト」に関する記述があったことにちょっとコーフンしました。気が向いたら別の作品も読んでみようかなと思います。

推理小説では、法月 綸太郎さんの「生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)」を読みました。勢いに乗るまでに少し時間がかかりますが、よくできた話という感じです。タイトルのインパクトはかなりありますが、血なまぐさいことはあまりなく、面白く読めました。こういった探偵小説というのは、人が殺されたりと、実際身近に起こったらかなりキツイことが展開されるわけですが、どこか違う世界の物語という感じで手軽に読めるのがいいですね。再読することはまずなく、数ヵ月後にはあらかた内容を忘れちゃうのですが、そこがまた気軽でよいです。

これから読む予定なのは北方 謙三さん著の歴史小説、「水滸伝〈1〉 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44) (集英社文庫)」です。サイトを見るだけでもとてもわくわくします。全19巻刊行予定で、月イチで現在16巻まで出ているので、全巻刊行されるまでに追いつくのではないかと…。読んだら感想を書きますね。だいぶ先になると思いますが…。

それにしても、読むための本が本棚の中で待ってるというのは幸せなことですね。

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